まめうに日記

愛犬と行ける信州の犬連れスポットを紹介しているブログ。長野県内ペットOKカフェや観光地など。

台風19号ボランティア情報

 

こんにちわ。

先日、台風19号の被災地へボランティアへ行って来ました。

実はその何日か前もボランティア活動をしに出向いたのですが

私が行った時点ですでにボランティアの受付が大行列となっていて

しばらく人の波が落ち着くまで車で待機しようと待機したあと再び列に

並んだのですが、私の何人か前で今日のボランティアの受け入れは打ち切ります。

と、なってしまい今回はもう少し早い時間に出発しました。

 

私が行った先は長野市災害ボランティアセンターです。

受付場所は南長野運動公園

ここは別名オリンピックスタジアムと言い、

1998年長野で開催された

冬季オリンピックの式典にも使われた場所です。

 

始めて南長野運動公園に行ったのですがとにかく広い。

「南長野運動公園」の画像検索結果

 

わかりづらいかもしれませんが南長野運動公園の全体図です。

私が現地に到着したのが9時10分。

ちなにみボランティアの受付は9時~12時です。

受付センターでボランティアの受付をしてから注意事項の説明を受けます。

・30分ごとにこまめな休憩をとるように。

・トイレは事前に済ませていくように。

・個人が特定されるような画像などの情報はSNSに絶対に載せない。

・作業は15時30分までとし、途中でも引き上げてくること。

などなど・・・。

 

 

その後、また違う場所に誘導されパイプ椅子に

5人ずつ順番に座っていきます。

その時の一列がそのまま一つのグループとなり

一番端っこに座った人がそのグループのリーダーとして動く。

といった形でした。

この時点で10時。

 

私たちのグループは篠ノ井地区のボランティアをするようにと

指示をもらったので5人で車に乗りあい篠ノ井支所まで行くことに。

南長野運動公園から篠ノ井支所までは5~10分くらい。

 

 

篠ノ井支所に着くと、

各グループが今日のボランティア活動場所を指定されます。

各家庭が市にボランティアの要請を出しているようで

要請のあった家に派遣されるような形です。

家によってボランティア内容は全く違い、私たちのグループは

2件まわったのですが最初の1件目は流れてきた流木や粗大ごみの撤去作業。

2件目の家では泥の排除。でした。

泥の排除は予想以上に大変で畳3枚分くらいの泥をかきだすのに

1時間以上かかりました。

 

わたしたちが作業している間も業者の方が泥を洗い流す作業をしていたり

庭の木々の手入れをしている人たちがいたりと、あらから2週間近く経つのに

まだこんなにもやることが残っているのかと。驚きました。

 

結局、移動時間や説明を受ける時間のほうが多かったような気もしますが

作業は14時30で終了。

当初は15時30分までじゃなくてもっとやれるのに。と本気で

思っていましたが、もうこの時点で体がバッキバキで車に戻ってからも

30分ほど休憩しないと帰れないほど疲れていました。

そう思うと実際被害にあわれた方々はどれだけ大変だったのかと。

改めて痛感しました。

 

 

 

 

そして私とは別に主人もボランティアに行ったのですが

主人が行った地域は赤沼地区。

ニュースで新幹線が水没していたあそこの地域です。

私の行った篠ノ井地区は床下浸水の家が多かったようですが

赤沼地区はほぼ床上浸水してしまったうえに農家がとても多く、

ちょうど出荷前のリンゴやぶどうもたくさん

あったそうで、それを捨てる作業を手伝ってきたそうです。

 

www.youtube.com


 まさに本当にこの状況だったそうです。

出荷前のリンゴやぶどう。

台風で下に落ちただけならジャムにするとか見切り品として

安くだすとかいくらでもやりようはあるそうですが

汚水に少しでも浸かってしまったものは感染のおそれがあるため

捨てる選択肢したないそうです。

食べれるはずのりんごやブドウをとにかくひたすら捨てるという

作業を丸一日してきた主人は泣きそうになった。と言ってました。

普段は絶対に泣かない人ですがそれだけひどい現状だったのでしょう。

ニュースには取り上げられてませんが

いまだに計画停電で電気が付かない時間帯もたくさんあるそうです。

現場に行かなければ知らないことやわからないこともたくさんあるんですね。

 

 

 

今日も雨は降っています。

地域によっては雨のため、今日明日とボランティアの受け入れを

中止している地区もたくさんあります。

ただ、被災した方々には雨だろうろボランティアが来なかろうと

毎日の生活は続いて行くわけで。

長野県に限らず、今回の台風に限らず、天災の多い日本には

たくさんの被災者のかたがいることを忘れてはいけないんだな。と

痛感した一週間でもありました。

一日も早い復興を願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

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